おかやま自然栽培「朝日」
特に岡山県を中心に栽培され、地域のブランド米として知られています。
人工交配していない希少種でコシヒカリやササニシキの祖先になります。 大正時代から昭和にかけて西日本一帯で作られていた「京都旭」という品種を、岡山農業試験場が 純系淘汰を行ない「朝日」として確立。
自然栽培米100%(認証品)。
全国で唯一残っている旭系品種です。
在来種について
一番よくできた野菜を選んで種を採り、その種を蒔いて育てた中からまた一番よいものを選んで種を採り、といったことを何代も繰り返して品種改良したものです。 長い時間をかけて気候や風土に適応し、その土地にしっかり根づいたものですから、肥料や農薬に頼りすぎずに栽培ができますし、種を採って毎年再生産しつづけられます。
何代も、種を取り、育てていく、といった自然な育種をしていくうちに、自然とその野菜の個性が定着し、固定していったものを「固定種」といいます。
固定種の一つで、自然な育種をしていくうちに、その地域の気候・風土に合わせて適応していったものを「在来種」といいます。
栽培方法
おかやま自然栽培では、木村秋則さん指導の下、肥料・農薬・除草剤に頼らず栽培しています。
作り手の手間暇はかかりますが、収穫されたお米は高品質です。自然栽培米100%(認証品)。
田んぼには雑草が生え、カエルやちょうちょなどたくさんの生き物が棲息しています。 昔から変わらない光景が広がります。
こんなにガッシリと分げつ※するのですから、自然栽培、そして朝日という品種は本当にすごいです。
※分げつとは、株が育ってくると、茎の根元から新しい茎が生えてくることです。稲は、この茎が20本ぐらいになるまで、分げつをくりかえします。
自然栽培で育った稲は、太くがっしりとしており、かなりの力がないと引き抜けないほど。
生命力に満ち溢れていると言われています。
こんなにガッシリと分げつ※するのですから、自然栽培、そして朝日という品種は本当にすごいです。
※分げつとは、株が育ってくると、茎の根元から新しい茎が生えてくることです。稲は、この茎が20本ぐらいになるまで、分げつをくりかえします。
自然栽培で育った稲は、太くがっしりとしており、かなりの力がないと引き抜けないほど。
生命力に満ち溢れていると言われています。
木村秋則氏 ご紹介
不可能と言われた無農薬・無施肥による自身の栽培過程を「自然栽培」と命名し、現在では様々な農作物の栽培に この「自然栽培」を応用。国内外で農業指導もされている。
風味と食感
「朝日」は、もち米と交配していないことから、モチモチとした食感とは異なり、ふっくらとした粘りがあり、上品でスッキリとした甘みと 奥ゆかしい旨味があります。昔ながらの米の味を楽しむことができます。
白米としてだけでなく、玄米や発芽玄米としても利用されることが多く、健康志向の方にも人気があります。
特に玄米の状態では、食餅繊維やビタミンが豊富です。
当店は、NPO法人岡山県自然栽培実行委員会の認証店です。