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特集

弱者である
子どもや動物を守るために!
知っておきたい
人工電磁波のお話

生きるために欠かせない
生体電流

人間には生体電流という微弱な電気が流れています。

生体電流は身体の機能すべてを自動的に動かしていて、人間が生きていくうえでとても重要な役割を担っています。 血流やリンパの流れ、脳や心臓の動きは生体電流により機能しているのです。

人間は電気によって生かされているといっても過言ではありません。

生体電流は
いとも簡単に乱れてしまう

生体電流はいとも簡単に乱れてしまう

とても重要な役割を果たす生体電流ですが、電化製品から発せられる人工電磁波とは比べものにならないほど微弱なものです。 そのため、人工電磁波の影響により、いとも簡単に乱れてしまいます。

生体電流の流れが乱れると、人体機能の様々な部分に影響が及び、本来の働きが発揮されなくなって、それが慢性的な不調や原因不明の不調につながるケースは数多くみられます。

特に影響を受けやすい
子どもや動物たち

特に影響を受けやすい子どもや動物たち

人間は本来、独自の電磁波バリアを持っていて、太陽光線など天然の電磁波からある程度は身を守れるようにできています。

ところが、ここ数十年の間に大きく変化した社会環境により、家や会社、学校、街などの至るところに電化製品が溢れ、人間が常に人工電磁波の影響をうけるようになってしまいました。
特に人工電磁波の影響を強く受けやすいのは、未来を担う子どもたちと、いまや家族の一員となった犬や猫などの動物たちです。

最近では幼いころからスマホやタブレットに触れることは珍しくなくなりました。
また、家や街中にはWi-Fiが飛び交い、動物たちにとっても人工電磁波は見逃せない状況になってきました。

今の子どもたちには
誘惑がいっぱい

今の子どもたちには誘惑がいっぱい

今の子どもたちには誘惑がいっぱいで、スマホやパソコン、タブレット、ゲームなど、勉強よりも魅力的なものがいつも手の届くところにあるという状況です。 これらは集中力を削ぎ、学習時間を短くするだけでなく、脳の働きを低下させてしまいます。

例えば、スマホを使用していると頭がボーっとしてくるという経験はありませんか?
これはスマホから発生している電磁波の影響で、脳の中でも重要な前頭前野の血流が低下するからです。

最近ではタブレットを使う授業も行われるようになりましたが、スマホやタブレット端末は直接手で触れるため、人工電磁波の影響を受けやすいのです。

スマホが睡眠不足や
学力低下の要因に

スマホが睡眠不足や学力低下の要因に

特に学力と関係の深い前頭前野の血流が低下すると、育ち盛りのお子様へマイナスの影響を及ぼします。

まず、睡眠不足。スマホを夜に使用すると、脳が刺激されて興奮状態になり、なかなか眠れなくなります。また、視力低下などの影響もあります。

次に学力低下。スマホを使用すると記憶や判断を司る前頭前野の血流が低下するため、そのような状況が長時間続くと、脳の発達にも影響を及ぼします

結果、成績や勉強効率、記憶力、コミュニケーション能力、運動能力などの低下に繋がりかねません。 夜スマホの使用をやめるだけでも睡眠の質が向上して、朝の目覚めがよくなることが期待できます。 できれば寝る前3時間以内のスマホは控えた方がよいでしょう。

勉強の休憩中にも
スマホの使用は控える

勉強の休憩中にもスマホの使用は控える

例えば、勉強の休憩時にスマホを使用すると、前頭前野の血流が低下し、せっかくそれまで勉強したことが頭に残りにくくなります。 休憩が終わって勉強に戻っても、低下した前頭前野の血流はすぐには元に戻りませんので、勉強効率は悪くなってしまいます。

休憩の時は、外の空気を吸ったり、軽く体を動かしたりすると、前頭前野の血流が上がりやすくなります。 できれば緑の多い公園などを散歩するのが理想です。
あとは休憩の時に腹式呼吸で深呼吸すると、酸素が体や頭に運ばれるのでおすすめです。

Wi-Fiも勉強効率低下の要因に

Wi-Fiも勉強効率低下の要因に

スマホ以外にも前頭前野の血流が低下するものがあります。それはWi-Fiです。

Wi-Fiは家中に飛ぶため、家中のどこで勉強していても脳の前頭前野の血流が低下します。 できれば勉強中はWi-Fiルーターの電源を切ったり、有線LANを使用するのが理想的です。

Wi-Fiが使えないと不便かもしれませんが、せめて勉強中だけでも実践した方がよいでしょう。

寝るときは
コンセントから離れましょう

寝るときはコンセントから離れましょう

コンセントから出る電磁波(低周波)も脳血流低下の要因のひとつです。
コンセントはアダプターなどを何もさしていなくても、常に人体に影響を及ぼすほどの人工電磁波が発生しています。 そのため、寝るときはコンセントから離れましょう。頭から1m以上離すのが理想です。

日中に学習したことは、寝ている間に定着するといわれています。 ところが、寝ている間にコンセントからの電磁波の影響を受けていると、脳血流が低下して記憶が定着しにくくなる恐れがあります。

さらに人工電磁波の影響で眠りが浅くなって、朝起きられなくなるといったことも起こります。
寝ている間は特に電磁波に対して無防備になるため、その影響を強く受けることを知っておきましょう。

人間の近くで生活する
動物ほど強く影響する

人間の近くで生活する動物ほど強く影響する

もともと動物は人間よりも体毛が多いため、摩擦で静電気が発生しやすく、人工電磁波の影響を受けやすい傾向があります。 それは体毛がアンテナの役割をして、人工電磁波や静電気を集めやすくなるからだと考えられています。

また、皮膚の毛根の下・耳・鼻・眼などに電磁波を感じる受信器があるとも言われています。

このように動物は電磁波に敏感なため、様々なものから発せられる微弱な電磁波も感じ取ってしまうのです。
特に人間の近くで生活する動物は人間の生活空間にいるため人工電磁波の影響を受けやすく、健康や寿命にも関係しています。

床下配線や壁内配線にも
注意が必要

床下配線や壁内配線にも注意が必要

動物は人間の言葉を話すことができません。その健康を守ってあげるためにも、人間が電磁波について学ぶことが必要なのだと思います。 室内で暮らしている犬や猫などの動物は、床で過ごすことが多いため、床下配線などから出ている人工電磁波の影響を受けやすい環境です。
もし、寝床がコンセントや延長コード、電化製品の近くだったとしたら、場所を移動させてあげた方がよいでしょう。

また、隠れて見えませんが、家の中には床下配線や壁内配線が縦横無人に張り巡らされているため、寝床は壁から50cm〜1mほど離れている方が安心です。

特に注意するのは
長時間、至近距離で使うもの

特に注意するのは長時間、至近距離で使うもの

電磁波の中でもコンセントや電化製品、屋内配線から発生する低周波は、距離をあけることで、ある程度影響を軽減することができます。 低周波の電磁波対策を考えるうえで基本となるのは、「強さ」「距離」「時間」の3要素です。

例えば、電気カーペット、電気毛布などは電磁波による影響が強く、さらに長時間にわたって至近距離で使用するケースが多いです。
「強さ」「距離」「時間」という3つの要素すべてが当てはまるため、人はもちろん動物にもマイナスの影響を及ぼす可能性が高いです。

Wi-Fiは24時間影響する

Wi-Fiは24時間影響する

低周波とは異なり、Wi-Fiやスマホなどから発生する高周波(マイクロ波)は、距離をあけても影響を軽減することができません。 しかも、電源を切るなどの対策をしない限り、基本的に24時間通信しっぱなしなので、影響を受ける時間も長くなります。

つまり、家で一緒に暮らしている動物たちは逃げることもできず、24時間影響を受け続けてしまっているということになります。 可能な限り、寝るときはWi-Fiルーターの電源をOFFにしたり、スマホを機内モードにするのが理想です。

人間はもちろん、家族の一員である動物たちの健康を守るためにも、できることから電磁波対策をしてあげるべきだと考えています。

  • この記事の執筆は
    電磁波対策アドバイザー 森 雅之様