【コラム】心と体においしい生活「ママとマクロビ」
マクロビで快適育児マクロビと離乳食
離乳食の開始はよだれを流して
親の食べているものを食べたがるサインで
4人の育児中の離乳食は、だいたい10ヶ月頃にスタートしました。
離乳食の開始時期には個人差があるようです。よく言われるのが、よだれを流して親の食べているものを食べたがったらそのサイン!だというものです。我が家もこの点をよく観察して離乳食をスタートさせました。
母乳で育つ子は、お母さんの食べる物によって毎回、母乳の味が変わるため、既に様々な味を経験しています。ですから母乳以外に、スープや果汁などを与える必要はないそうです。
離乳食の基本は、穀物と野菜
離乳食の基本は、穀物と野菜です。おもゆから始め、徐々におじやや、普通に炊いたご飯に近づけていきます。我が家ではこの下記のように進めていきました。
1.玄米のおもゆの上澄み
2.濃いおもゆ
3.おかゆ
4.おじや
5. 柔らか目のご飯をつぶして
5.柔らかいご飯
「噛む」という動作をしっかり教えてあげることが大事
離乳食を与える際に、ひとつ気をつけることがあり、硬さが重要だそうです。おっぱいを吸うだけの舌の動きから、その後噛むという事に変わるため、どろどろのやわらかさから、次の硬さに行く時に赤ちゃんが今食べ物がちゃんと噛めているかが大事だそうです。
硬いものを口に入れて、ただ丸呑みをしてるだけでは食べ物を味わう事が出来なくなってしまうため、子供に噛む力をつけてもらえるような食事が大切だといわれました。
親が一緒に食べて「噛む」とうい動作をしっかり教えてあげることが大事で、離乳食では、穀物の甘さ、美味しさを存分に味あわせてあげれば十分だと言われていますので、無理な味付けは必要ありません。
我が家では2歳頃までは
甘味料は使わず、素材の味のみで過ごしました
我が家の離乳食の場合、子供達は基本は穀物と野菜です。慣れてきたら、お味噌汁の上澄みなども徐々にあげていきました。お味噌汁に入れた野菜を取り出して、あげたりもしました。ただし、お味噌汁は塩気が多いので、最初は味噌を入れる前に取り分けました。
温野菜も好んであげました。野菜には塩をつけず素材のままの味をなるべく味わえるようにしました。それでも赤ちゃんは十分においしそうに食べ、2歳頃までは、甘味料は使わず、素材の味のみですごしました。
量の平均値にこだわらず、欲しがる量を
一日に何回とか、量の平均値にこだわらず、様子をみながら、欲しがる量をあげます。私も最初の子の育児ではいろいろと迷ったものです。でも子供は親が思う以上に本能で食べ物を食べていました。子供達はいつも食べ過ぎることなく、自分の適量をよく知っていたような気がします。
離乳食に玄米でいいのか?
について
我が家では、離乳の時期からお米は基本は玄米でしたが、時には分つき米もつかいます。精米器 で分づき米や胚芽米にしてつきたてを頂くと大変美味しいです。
マクロビ育児では玄米だけでずっと育つお子様が多いと聞いています。やはり玄米の栄養素は精米すると欠けてしまうのでできれば玄米が良いとされていますが、それはご家庭の環境もありますし、自分で子供の調子をみつつ何が一番いいのか模索するのも楽しいのではないでしょうか。
特に陽性な子供には圧力鍋で炊いた玄米だけでは重過ぎることもあるようです。麦を入れたり、土鍋で炊いたり、おかゆにしたりなど工夫が必要です。玄米は栄養バランスに優れているので、最初に与える離乳食としておすすめですが、胃腸の弱いお子さんなどでは、受け付けないこともありますのでよく様子をみて、玄米が合わないようでしたら、分づき米などもよいと思います。
圧力鍋に内鍋を入れて炊く方法の玄米ご飯
離乳食開始後の最初の1ヶ月くらいはお米の固さを意識して、おもゆや玄米クリームを作りましたが、その後は特に子供用の離乳食は作らず、柔らかく炊いた玄米やぶづき米をつぶしたりしていました。ただ玄米の場合は炊飯器で炊いたものは固いです。圧力鍋に内鍋を入れて炊く方法の玄米ご飯でしたらいいでしょう、とマクロビオティックの先生にお聞きしました。
大変と感じるときは、レトルトも活用!
子供がある程度大きくなり、離乳食に慣れてきたら自分で離乳食を作るのが大変な時や、非常時には、レトルトの玄米クリームも離乳食として活用できます。下記のように種類が豊富で、保存がきくので、忙しい時にとても便利でした。さらに大きくなって幼稚園以降などはレトルトパックの発芽玄米もとてもいいです。
有機 玄米クリーム 200g 税抜230円
有機玄米のお粥をていねいに裏ごししてクリーム状にしています。
玄米いも粥 (有機) 税抜200円
国内産水稲うるち玄米とさつまいもを鉄釜で調理した、こだわりの玄米いも粥です。
木村式自然栽培米朝日「発芽玄米ごはん」 税抜330円
幻のお米といわれる「朝日」を発芽玄米にして、手軽に楽しめるレトルトパックにしました
マクロビ食の離乳食について
書かれている本
より正確で詳しいマクロビオテック離乳食については下記の本をご参照下さい。私は全部持っていますが、とても役に立ちました
「自然派ママの食事と出産と育児」
出産・育児に関してとても丁寧に解説しています。一問一答方式で書かれている出産や育児にまつわる疑問にへの回答は素晴らしい!