「自然のままに」をモットーにしてきた味噌づくりも、時代の変化とともに今までの方法ではどうしても乗り越えられない問題がでてきました。

それは原料の品質です。

地球規模の環境悪化のダメージを受けた農産物では、私どもが長年大切にしてきた味をつくり出すことができなくなったのです。試行錯誤の末、生命力を高めるといわれるイオン水と、昔ながらの環境に整える効果があると言われている備長炭を使うことになりました。

おかげで、かつてのまるみ麹本店の味をよみがえらせることができたのです。

「木村式自然栽培」という言葉をご存知でしょうか？青森県のりんご農家、木村秋則さんが長年の歳月をかけて完成させた農法で、無農薬で育てることが困難とされるリンゴをその農法で育てたことで、そのリンゴは「奇跡のリンゴ」と呼ばれています。
植物の生命力を最大限まで引き出す農法で、「奇跡のリンゴ」の中には生命力があふれており、食べた人はその味に誰もが感動します。

原料は「木村式自然栽培」で育てられた、岡山県の在来種米の「朝日」。無農薬であることはもちろん、化学肥料や有機肥料も使用せず、大地の力でぐんぐん育った米は他の米とは全く違う力強さがあり、おいしいことはもちろん、安全性においても自信を持ってお勧めすることができます。

私は味噌つくりを通じて、自然の力のすばらしさを目の当たりにしてきました。自然の力は、引き出せば引き出すほど可能性が広がっていきます。
大学の研究によると、「奇跡の味噌」は他の味噌に比べて、抗酸化作用が非常に高いという結果が出ました。

薄味なので、お味噌汁だけではなく、そのままスティックサラダやおでんにつけて召し上がっていただくこともできます。味噌は、血圧を下げる効果があります。特に血圧が気になる方には、毎日様々な食べ方で召し上がっていただきたいと思います。

「奇跡の甘酒」は、濃厚タイプで、まろやかながらうまみのある甘みを楽しんでいただけます。砂糖などは一切使われていないので、ダイエット中の方にも安心して食べていただけます。毎日たべると腸内環境が整い、ビフィズス菌が増えることも実証されているので、食生活の偏りがある方や、不規則な生活をしている方に召し上がっていただきたいと思います。

日本で生まれた日本の発酵食品は、日本人の健康の源となります。これからも。自然から学ぶ謙虚な気持ちで、現代人に不足している自然の力をお届けできる商品を作ってまいります。

温めても、冷やしても美味しい「奇跡の甘酒」