読みもの

     

    虹の森、牧野辰夫さん親子の創る木のおもちゃは、ただの木のおもちゃではない。
    美しく、大人のこころが満たされ、じっくりと楽しめる木のおもちゃ・・。




    「子供だけではなく、大人にぜひ手にして欲しい」と虹の森の、牧野辰雄さんは話す。

    初めて、私が虹の森の牧野辰雄さんと出会ったのは、2007年の10月。子供たちを連れて、ふらっとでかけた先の公園の帰り道。 素敵な木のおもちゃのお店がこんな田舎に!と驚きつつ入店した。 そこは、まるで別世界。素敵なガラス玉がはめ込まれ、夕日に照らされて、美しく輝く木のおもちゃたち にいっぺんに魅せられた。どのおもちゃを選ぼうか、と迷っていた私に、牧野さんが一言。 「自分がいいと思うものを選んでみなさい」と話してくれた。


    お母さんが、美しいと思うもの、いつも見ていたいと思うものが一番」で、「 僕のおもちゃは、こころで遊ぶ木のおもちゃなんだ」話してくださった。 「大人が、見ていて美しいと感じるもの、お母さんが、おもちゃをみて、 そうだなぁ、窓辺などに飾っていて、そこに朝日があたる、ああきれいだなぁって ああ、今日もいい日だなぁって、こころがほだされるようおもちゃがいいよ。」「子供も同じなんだ。 みていて何かを感じてるから」

    「おもちゃは片付けちゃだめだよ、僕の造るおもちゃたちは、飾っておいて美しいおもちゃだから そのまま部屋に飾っておくといいよ。子供が遊ばなくたっていい。子供は見ていて何かを必ず 感じているから」お母さんも、自分の好きなものを選んでいい。おもちゃはなにも 実際にあそばなくったっていいんだ。こころで遊ぶということもあるんだよ」 と。

    牧野辰雄さんのおもちゃは、東京の京王プラザを初め、全国のホテルや百貨店、ギャラリーで 展示され、数多くの熱烈なファンを持つ。 現在は息子の隆さんと共に創作を続けられています。牧野さん親子の作るおもちゃは、どれも世界にただひとつ。同じものはないのです。 お店に直接私が出向いて、ひとつづつ手にとって皆さまに届けたいと思った おもちゃを、販売させていただいています。
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