ビタミンKとはどんな栄養素?不足した時に出る症状と多く含まれている食べ物
ビタミンの中には、「ビタミンK」という栄養素があります。他のビタミンに比べるとあまり聞かない名前ですが、実はビタミンKも身体に必要な栄養素となっています。そこで今回は、ビタミンKの体内での働きと、不足した時に出る症状、多く含まれている食べ物について見ていきましょう。
ビタミンKの働きとは?
ビタミンKとは、脂溶性ビタミンの1種です。自然界に存在しているビタミンKは、フィロキノンという名前のビタミンK1と、メナキノンというビタミンK2の2つが存在しています。ビタミンKは身体の中に入ると、血液を凝固する因子が活性化されるので、血液が凝固しやすい状態になります。
怪我をした時等は、出血を止めるために凝固する作用が働くことが重要なので、必要な栄養素です。また、カルシウムを沈着させて骨の形成を促す効果もあります。そのため、骨折を予防することもできるようです。
ビタミンKが不足する症状
ビタミンKが体内に不足すると、出血が止まりにくくなってしまいます。怪我をした時に流血が続くということもありますし、消化器官からの出血や血尿、月経過多などの症状が出てしまうこともあります。
特に新生児や乳児は腸内細菌叢が未発達な上に、母乳で摂取できるビタミンK量もそこまで多くないため、ビタミンK欠乏性出血症を起こしやすいので注意が必要です。
ビタミンKが多く含まれている食べ物
ではここからは、ビタミンKが豊富に含まれている食べ物についてご紹介していきます。ぜひ参考にして、食卓に並べるようにしてみてくださいね。
ほうれん草
ほうれん草のような緑黄色野菜には、ビタミンKが豊富に含まれています。ゆでると小さくなるので、まとまった量が食べやすく、ビタミンKの摂取にも最適な食材と言えるでしょう。ビタミンKは脂溶性のビタミンなので、ゆでても十分な量をとれるのはメリットです。
納豆
納豆には、100gと少ない量で600μgという豊富なビタミンKが摂取できるのが大きな魅力です。納豆であれば手軽に食べられるので、1日1食食べるようにするといいでしょう。納豆には他にもたくさんの栄養素が含まれているので、よりバランスのよい食事にすることが可能です。
鶏もも肉
動物性食品の中で最もビタミンKが摂取できるのは、鶏もも肉です。さまざまな調理方法で楽しむことができるので、普段の食卓の中で気軽に栄養をとれる魅力的な食材と言えるでしょう。
調理方法としては、茹でた方がたくさんの量を摂取できるので、できるだけ茹でた調理方法にすることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?ビタミンKは、血液を凝固する作用のある栄養素です。万が一怪我をして流血した時はもちろんですが、消化器官からの出血も防ぐことができるので、しっかりととっておくことによって身体の不調を防ぐことができます。特に月経過多の女性は、積極的にとった方がよいと言えるでしょう。
ビタミンKを摂取するのに最も最適な食材は、納豆です。食卓に一品追加するだけで手軽に栄養素をプラスにすることができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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