幻のお米「朝日米」とは|朝日米の定義とその魅力
岡山県の一部の地域で作られている
「朝日米」という米を知っていますか?
明治時代に生まれたと言われており、
現在は岡山県の一部の地域でしか作られていないことから
幻のお米とよばれています。
そこで今回は、
朝日米の定義とそのおいしさの秘訣についてご紹介していきます。
朝日米の定義
朝日米とは、岡山県で登録されている品種登録米です。
法律によりその地位が保護されており、
岡山県内で作られた朝日米のみしか流通することを許さない
必須銘柄登録米となっています。
元々朝日米を作った山本新次郎氏がお米の品種である
「日の出」から連想して名付けたと言われています。
朝日米は岡山県の気候を使い、
人工交配を一切せずに作られた希少種です。
大正時代から西日本で人気となっていた
「京都旭」という品種を淘汰して作られています。
現在は京都旭系の品種はなくなってしまっているので、
朝日米は唯一残っている品種となっています。
朝日米は栽培方法が難しく、
岡山県の気候でしか作られないと言われているため、
幻のお米とよばれています。
朝日米の魅力
では、朝日米にはどのような特徴があるのでしょうか?
粒が大きく粘りがある
朝日米は、もち米との交配は行っていません。
そのため、もちもちとした食感ではなく、
ふっくらとした粘りがあるお米になっています。
最近多く発売されているお米とは違い、
昔ながらの食感となっていることから、
食べた方の中には「懐かしい」という
印象を抱く方も多くいるようです。
冷えても味が落ちない
朝日米の1番の特徴は、
冷えても味が落ちないところです。
炊き立てはもちろんですが、
冷えてからもすっきりとした甘みと優しい旨味が維持されるため、
お寿司として使われることも多くあります。
また、家庭でのお弁当から高級料亭まで
さまざまな方から愛されているお米です。
まとめ
いかがでしたか?
岡山県の朝日米は明治時代から現代まで続いている
歴史のあるお米です。
現在はほとんど作られていない希少種となっている上に、
長く味わいが続くので、多くの方に愛されています。
高級料亭や寿司職人も選ぶお米なので、
自宅で使うことによって
手軽に本格的なご飯を楽しむことができます。
冷えてもその味わいが楽しめるので、
お弁当にもピッタリでしょう。
朝日米は岡山県の品種登録米となっているので、
販売場所は限られていますが、
ぜひ認証ラベルが貼ってあるお米を探して食べてみてくださいね。
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『奇跡のリンゴ』で知られる木村秋則氏の
直接指導によって忠実に栽培されたお米。
農薬、除草剤はもちろん、肥料も一切使わず、
自然の摂理の中でたくましく育ちました。
ビタミン、ミネラル、たんぱく質など
40種類以上の栄養素を含む玄米ですが、
胚芽や表皮部分には、農薬成分が残留しやすいといわれています。
木村式自然栽培米なら、農薬不使用、
化学物質不使用なので、
安心してお召し上がりいただけます。