乳酸桿菌って何？肌にいいと人気で化粧品に使われる成分の秘訣に迫る
乳酸桿菌という成分をご存じですか？
最近は肌によいという点が魅力と言われており、化粧品として使われることが増えてきています。では、乳酸桿菌はどのような成分で、どうして肌によいと言われているのでしょうか？
そこで今回は、乳酸桿菌の秘訣について詳しく見ていきましょう。
乳酸桿菌って何？
乳酸桿菌とは、乳酸菌の一種のことで、乳酸菌は「乳酸桿菌」と「乳酸球菌」の２つに分けることができると言われています。
乳酸桿菌は細長い棒状の形をしており、強い消化力を持っています。乳酸桿菌はチーズや乳酸菌飲料などの食品に多く含まれており、最近はサプリメントとして活用されることも多くあります。
乳酸桿菌が肌によいと言われる理由
では、乳酸桿菌はどうして肌によいと言われ、化粧品等に多く利用されているのでしょうか？ここからは、その理由について見ていきましょう。
腸内環境を整えて内側から美肌効果
近年、美容のために「腸活」を行うことが重要と言われています。私たちの腸内では、腸内細菌が体内で作ることのできないエネルギーを生成していると言われています。
腸内の細菌のバランスが崩れてしまうと便秘になりやすくなってしまい、腸内に溜まった腐敗物質が血管を経由して体全身をめぐるので、肌トラブルを起こしやすくなってしまいます。
そのため、腸内環境を整えることが美肌効果に最適と考えられています。
乳酸桿菌は乳酸菌の一種であり、善玉菌と悪玉菌のバランスを整えてくれます。そのため、腸内のバランスが保たれて健全な動きを行ってくれるので、より美しい肌を保つことができるのです。
乳児期には豊富に腸内に存在する
乳酸桿菌は、乳児期には腸内に豊富に存在している細菌です。しかし、年齢と共に徐々に減ってしまい、20歳以上になると乳児期の1％ほどになってしまうのです。赤ちゃんの肌がとてもすべすべで美しいのは、この乳酸桿菌が腸内に豊富にあるからだということができます。そのため、乳酸桿菌をたくさん摂取することによって、小さな頃と同じようなすべすべで美しい肌を保つことができるということです。
抗炎症作用があり肌荒れを防ぐ
乳酸桿菌には抗炎症作用があります。肌が荒れたりニキビができる要因として、肌が炎症を起こしてしまうことが挙げられます。しかし、乳酸桿菌の抗炎症作用によって肌の炎症を抑えることによって、肌荒れを防ぐことができ、健康的で美しい肌を保つことができるようになります。実際に乳酸桿菌の研究では、湿疹やアトピーなどの症状にも効果があることが発表されており、予防・症状の改善の両面から効果が期待できます。
まとめ
いかがでしたか？乳酸桿菌は聞きなれない言葉かもしれませんが、乳酸菌の一種であり肌の調子を整えるのに役立つ細菌と言われています。そのため、近年作られている化粧品の中にも、乳酸桿菌を使っているものが多くあります。
乳酸桿菌は腸内で働く細菌なので、腸活にも有効と言われており、食べ物から摂取することによって美肌効果を高めることも可能となっていますし、もちろん外部からのアプローチでも効能が期待できます。
今後は乳酸桿菌を使った化粧品はより多くなることが考えられるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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