洋風料理やデザートに万能な白みそ
「お味噌」は、微生物の働きによって熟成されます。微生物の働きは気候風土、環境、水質など、さまざまな条件によって変わり、さらには蔵によっても違いが出ます。
麹で分類すると、3種類あります。
米味噌󠄀
大豆に米麹を加えてつくったもの。全国各地で生産されています。
麦味噌󠄀
大豆に麦麹を加えてつくったもの。九州、四国、中国地方が主な産地です。
豆味噌󠄀
大豆、豆麹、塩を主原料としたもの。中京地方(愛知、三重、岐阜)が主な産地です。代表的なものに八丁味噌󠄀があります。
また味によっても分類されます。
甘口、辛口というように、味噌󠄀は味によっても分けられます。
辛さ加減は食塩の量にもよりますが、もう1つの決め手は麹歩合です。
麹歩合とは原料の大豆に対する麹の比率のこと。塩分が一定なら、麹歩合が高いほうが甘口になります。
麹の割合が多く、甘味のある味わいが特徴の米味噌が白味噌です。
熟成方法は甘酒を作る工程のイメージに近く、50℃以上の環境で熟成させることで、米麹が糖化して甘くなります。
味噌の塩分濃度は、保存性を高めるために熟成期間が長いほど高くなります。
白味噌は長期熟成の必要がないため、ほかの味噌より塩分濃度が低くなっています。
熟成の終わった白味噌は丁寧にすりつぶされるため、舌触りがなめらかです。
このように作られた白味噌は米麹特有の香りと甘味があり、塩分の少ないまろやかな味わいに仕上がります。
マルクラ 白みそ
白味噌独特の甘味とコクが色々な料理で活躍できます。
クリームソース
ルゥを使わなくても、甘味とコクのあるクリームソースが出来上がります。
上記は、豆乳クリームソース。野菜を炒め、出汁をいれて柔らかくなったところで、米粉を豆乳に溶かし、お鍋にいれ、とろみがでるまで混ぜます。そこに白味噌を豆乳でとかしたものを加え、混ぜ合わせます。豆乳を入れる前の味付けの塩を少なめにし、白みそを加えたあとに調整をします。
パスタソースやシチュー、グラタンなどに使えます。
ポテトサラダ
ソイマヨネーズ(またはマヨネーズ)をいれるタイミングで、白味噌をソイマヨネーズと合わせ、具材に混ぜ合わせます。
ソイマヨでも、十分なコクもあり、くどすぎないポテトサラダが作ることができます。
ソイマヨネーズは、
・豆乳100g
・菜種油150g
・赤梅酢7g
・マスタード7g
・甜菜糖2g
を一つの容器にいれ、ブレンダーで混ぜれば出来上がり!
冷蔵庫で10日間くらいはもちます。
白味噌はデザートも得意です。
豆腐レアチーズケーキ風
白みそとレモンをいれることで、レアチーズに負けないレアチーズらしさがでます。
他にも、柚子味噌、西京焼き、白和えなどにもよくあいます。
マルクラ 白みそ
このマルクラ白みそは、塩加減もきつくなく、料理の邪魔をせず、コクをだしてくれます。
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