漢方の入ったお香
着色料、防腐剤を一切使っていない、植物性100%のお線香です。
植物性100%
化学香料をはじめ、従来のお線香に使用されています着色料、防腐剤は一切使わず、 植物性100%のお線香です。 そのため香煙はやわらかく、「目がチカチカする」、「喉がいがらっぽい」といった ことはありません。
白檀末(びゃくだんまつ)
白檀の心材を粉末にしたもの。白檀の木はビャクダン科の常緑の中木で他の植物に寄生して成長するのが特徴です。
高さ6〜9mのこの木は60年ほどの年月をかけて成熟します。
材は中心部の心材toその周囲の辺材とからなっています。
辺材は白色で香気は比較的少なく、心材は淡黄色または黄褐色で温和な光沢と強い香気をもっています。
日本には中国を経て671年天智天皇の時に伝えられたと「日本書紀」に記録されています。
ヒンズー教では心材を粉末にして燃焼させ薫香として用いられ、仏教では練香(ねりこう)、線香、抹香(まっこう)として用いられてます。
インドマイソール州の白檀が最上級とされていますが、インドネシア、オーストラリア産の物もあります。香りの違いは誰にでもすぐにわかります。
成分はサンタロールが90%以上をしめています。
また、サンダルウッドから抽出した精油はアロマテラピーで鎮静作用、抗炎作用、利尿作用、消毒作用、去廃作用があるとされています。
鎮静効果
20数種あるお線香の天然素材のうち、鎮静効果の成分を持った材料6種(白檀をベースに丁子、桂皮、甘松、かっ香、安息〈牧野和漢薬草図鑑参考〉)を独自の調合で練り上げたお線香です。 仏事はもちろん、安らぎを感じるリラクゼーションタイムにもご使用いただけます。
空間やパワーストーンなどの浄化にも
植物性100%ですので、パワーストーンの浄化にもお使いいただけます。白檀の香りには、浄化のエネルギーがあるといわれています。お香を炊いたら、パワーストーンやジュエリーをくぐらせてお使いください。
お線香の歴史
仏教伝来とともに、現在でも線香の原料として使用されている
「沈香」「白檀」「丁字」「麝香」などの香木、香料が日本に伝わりました。
平安時代にはそれらの香木を調合して『薫物』(たきもの)として確立されました。
当時の宮中では
・衣服につける「衣香」(えこう)
・室内香として使う「空薫物」(そらだきもの)
・仏事に使う「名香」(みょうごう)の三つの薫物に分かれていました。
四季それぞれにイメージされた香を使い分け、さらに各個人の香り、
各家秘伝の香りを当時の宮中の貴人は持っていたようです。
製造者 香仙堂
昭和4年創業、所在地は大阪府。
「伝統の香りを守りつつ、現在の住まいにあった香りの創造」をテーマに、
日本で初めてのラベンダーのお線香を発売し、話題となりました。
新しい香りのお線香を研究開発し、平成12年より、
「本当の安らぎや癒しは人と人との和の中に、
そして生活の中では自然と調和した和の空間の中にある」と考え、
古くから伝わる天然の香木や香草を用いたお線香の良さを見直し、製造しています。
特に、化学物質を除いた人にも空間にも優しい天然空間シリーズは、
都内の自然食品や百貨店などで販売され、病気の方でも使える
線香として親しまれています。
*パッケージは自然に優しい再生紙を使用しております。
*防腐剤を一切使用していないため、湿度の高い所に長期間保存しますと、
カビが発生することもございますのでご注意ください
商品詳細
白檀、桂皮、甘松、 かっ香、安息、丁子
70g(180本前後)